佐野洋子の世界展 山梨県立美術館
佐野洋子と言えば『100万回生きたねこ』の印象の方が多いと思うが 私は『空とぶライオン』の方が印象的。
それは恐らく 教科書に掲載されていて 繰り返し繰り返し読んだから。
そして 小学2年生の私が最後の場面に 何とも言えない感情を抱いていたからだろう。
その『空とぶライオン』の草稿が展示されていた。
印象的なプロローグは このようにして生み出されたのだと知り 感慨深かった。
もちろん 絵本作家としての展示だけでなく 画家としての 様々な手法の絵画や銅版画もあった。
鋭く正直なのは エッセイのような文字作品だけでなく 芸術作品にも表現されていた。
ミュージアムショップでは 著作物だけでなく グッズも。
気になったのは『おじさんのかさ』の傘。
本当は開いてみたかったが 人が多く 気が引けた。
明日は休館日。
展示の入れ替わりがあり 22日からは後期の展示がスタート。
時間があれば 後期も観に行きたいな。
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