山中湖文学の森フェスタ
今日は山中湖文学の森フェスタで読み聞かせをさせて頂きました。
3日間あるイベントの中日だけですが、〈森が人と一緒に生きるための第一歩〉と題してウォークイベントの一部をお手伝いしました。
文学の森内をお散歩しながら、自然解説をたっぷりして下さいました。
森の成長を見るにはもってこいの富士山麓。
その理由と、見るべきポイントを解説。
また、野草や樹木の解説もありました。
敷地内の古民家で呈茶があり、皆さんで薄茶を一服頂戴しました。
その後、私が読み聞かせをさせて頂きました。
プログラム
『ぞうきばやしですもうたいかい』広野多珂子/作 廣野研一/絵 福音館書店
『のはらうた』工藤直子/詩 童話屋より「せみのなつ」せみすすむ
『夏がきた』羽尻利門/作 あすなろ書房
『森の絵本』長田弘/作 荒井良二/絵 講談社
『ぞうきばやしですもうたいかい』は幼年向きの絵本ですが、細密に描かれた絵の説得力と取り組みの結果に、子どものみならず大人も楽しんでくださいました。
「せみのなつ」では、森の中をガイドウォーク中にセミの話題があったので、とても親しみが湧きました。
『夏がきた』では、DNAが知っている夏のドキドキを感じて頂きました。
『森の絵本』では、「森へゆこう」と何度も呼びかけます。お帰りの際にもう一度森を抜けるので、きっと皆さん、森の声に耳を傾けてお戻りになったと思います。
どれも絵本の力。
良い経験をさせて頂きました。
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